世界のアートシーンに躍り出る「下川織物」の「久留米絣」です。20年程前の「日本民芸館展」に出展された物で、写真のタグに有りますように、33,500円で購入した物です。サイズは、W6-3 12m です。括り技法によって正確に染め分けされた経糸・緯糸が美しい文様を織りなす複雑な工程を経て完成する生地は、まさに芸術品です。「下川織物」は、福岡県八女市にある創業70年の久留米絣老舗織元。織りての「下川強臓」は、其の3代目で、久留米絣が「第6回ものづくり日本大賞」で「経済産業大臣賞」を獲得した際の受賞メンバーの1人。又、彼は、スウェーデンと日本の伝統工芸文化交換プロジェクト「Intertradition」に下川織物の久留米絣を提供し、作品展示会のトークイベントに講演ゲストとして招かれた。因みに、ニューヨーク近代美術館MoMAショップで、「下川織物」の「久留米絣」を使った作品の販売を目指す「Made in YAME PROJECT」にニューヨークの美術大学・SVA(School of Visual Arts)のデザイナーたちが動いて居る同社は、計22社で運営される「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」にエントリーしている。